肝細胞癌の生物学的悪性度の指標として有用

AFP-L3%が陽性の肝細胞癌は、陰性のものに比べて有意に中分化型、低分化型の、より悪性度の高い組織型が多く、また多発発癌している傾向があります。

 

AFP-L3%は肝細胞癌の血流動態をある程度反映しており、動脈血が豊富な肝細胞癌で陽性例が認められ、門脈流が豊富な肝細胞癌では陽性例が認められませんでした。

 

AFP-L3%陽性の肝細胞癌は、腫瘍容積の倍加時間の短い、つまり成長の速い肝細胞癌である傾向があります。

 

AFP-L3%が陽性の肝細胞癌は、陰性のものに比べて有意に多発再発で、門脈浸潤が頻度も高く、予後が不良な結果が報告されています。

戻る